某サイトのブログに、かなり思い当たる愚痴が書かれていたので、ちょい反論。
ある意味誤解を招きかねないが、こちらにも言い分は一応あるので、興味のある方のみ除いてください。
何日かぐらい前、私は友人の絵をみせてもらった、さすがといわんばかりに、皆かなり上手な絵をかいている。
みんな、本当に絵が大好きで、唯それだけで絵を描いて上手になってきたんだとおもうんだ。
だから私は、その人の成長の助けをしたくて、自分の技術をちょっとだけ譲ろうと口を入れた。
「髪の毛にはツヤを入れた方が綺麗になる。」
「ここはクイックマスク使えば、色はみ出さないからかなり影をつけやすくなる。」
全て、その人の為に言った事だ。
ベジェ曲線ばかりに頼らずに、SAIなどで手書きした方が、絵の原形を残したままで下絵が描ける。
これは私が、今まで絵を描いてきて気付いた事だった。
私は、流行が嫌いです。
だから、皆と同じ事をするのが大ッ嫌いでした。
その所為でいつも一人で浮いていたし、絵を書く友達が周りに居たときは、自分で絵を描こうとしなかった。
また、そのおかげで、人より成長が遅れていたことも事実だった。
だから、常に周りとは違う方向に走って、違う方向で評価を受けたかった。
そのいい例が図計かな、サイトの背景になってる星型などの模様は、私が中学時代に描いたものです。
当時は絵は描くよりも、見る事の方が好きだった。
友達に書いてもらったイラスト以上に、自分の絵なんてらくがきに等しかったし、
自身なんて持てる状態でもなく、個人サイトは完全に、友人のイラスト観賞用。
当時の私はこれで満足だった。
だけど、高校にはいって、同趣味の友人が居なくなり。
私は自分で絵を描くようになった。
本当は中2ぐらいから書いてたんですが、大量に書くようになったのは高1ぐらい。
そこから、ほぼ毎日のように絵を描いて、HPにもちらほら載せるようになり、手に入れたフォトショップで少しづつ技術を磨いてきました。
一番最初のフォトショップの疑問。
「どうやって絵をもってくるんだ?」
一番初めの動作、“開く”事すら私には出来なくて、本当に使えるようになったのには半年ぐらいかかったのかな。
そこから、2年3年と、フォトショップで遊び。高校3年生のときにアニメを作って、私は大学を通った。
大学に入ってからも、私はフォトショップの技法サイトで技術を盗み、
綺麗な着色技術の本をかって、パスやクイックマスクの使い方を覚えた。
個人的にまねが嫌いな私にとって、これはかなり屈辱的でもあり、自分なりの着色技術をひたすら考え、今に至る。
大学に入っておもった事は、本当に皆絵が好きな事。
そして、綺麗な絵を描きたいと、誰もがおもっている事。
みんな、同じ目的でこの大学に来ている事。
だから、私は身に付けた技術を、知らない人に教えたかった。ただそれだけだった。
それなのに、指摘の仕方に問題があったのか、否定され、結局愚痴を吐かれてしまえば、こちらも流石にいい気分には慣れません。
マイナスの方向に出てしまったのなら、こちらの不備です。ごめんなさい。
唯そんな思いで言った事は判って欲しい。
皆初めから上手というわけじゃないんだよ。
その分場数を踏んで、絵を描いてきたから、それが好きで、なんと言われようとも絵を書き続けたから上手になった。
小説だって、多分同じだ。
だから、批判されたって、批判された部分を直していけば上手くなれる。
そうおもえば、誰だって上手に慣れるんだよ。
私は今まで、自分の絵を上手いとおもった事は一度も無い。
それでもサイトを開いているのは、一生懸命書いたイラストを、色んな人に見て欲しかったから。
がんばったよ、と相手に伝えたい。それだけだ。
それがある分での、私のプライドは非常に高い。
簡単な思いで、相手の絵を批判する人間を、私は絶対に許さない。
まず自分の絵を見てから考えろと、笑いつつも思う。
グラフィッカーの仕事をやっていたときだって、イラストは結局お蔵入りだ。
せっかくがんばって書いたのに、3人で、一生懸命書いたのに。
何故使われる事も無く残っている?
書き損じゃないか。
グラフィックチーフをやらせてもらった私は、それがどうしても許せなかった。
一緒に協力してくれた二人には、今でも申し訳ない気持ちがいっぱいある。
こんな私でごめんね。せっかくの絵を、置き去りにして本当に情けない。
プロジェクトはもう殆ど凍結状態だ。次はいつ動き出すかも判らない。
きっとこのまま忘れられる運命をたどるだろう。
だがどちらにせよ、誰の所為でもないんだ。
私だって、期間中に遊んでいた事は事実だし、所詮プラスマイナス0。
監督に文句を言ったって、プログラマ側の都合があるし、結局何も動かない。
ごめんなさい。色々と。
悲しかったです。
良かれと思っていたのに、マイナスに取られて、やっぱり私が悪いんですか?
ブログなんて所詮一方的だから、相手に問いただすなんて出来ない。
また私も、直接リアルに聞く事なんて出来はしない。
唯、これだけは判って欲しい。
ブログ、毎日見てるよ。
だから絶対に全部読む事は、向こうだってわかっていたはずだ。
きっとアクセス解析にも、こちらの足跡はのこっている筈。
お互いにプライドが高いのは同じだ。
だから私の言った事も、痛いほど突き刺さる事はこちらでも理解していた。
唯、アドバイスのつもりで指摘しただけなのに、今回の件は、すごく悲しかったです。
今度からは何も言わないようにするよ。
それで貴方が傷つかないなら、私はあえて何もしない。
絵を見るのは好きだから、サイトの見に行くし、小説だって楽しみにしてる。
前までは、見て読んで気付いた事。ある程度オブラートに包んで述べてきた。
だけど、それがマイナスになるなら、もうあえて何も言わない。
感想は誰だって聞きたいだろうけど、私の言葉は、結局貴方にとってのダメージにしかなりえないのかもしれない…。
そう思えば、怖くてとても言葉なんて発せ無い。
だけど、絵を書く人に悪い人は居ないと思っているから。
これからも、創作に全力を尽くしてくれることを願う。