JKな奴ら-After-

JKな奴らーAfterーシリーズとは、すでにサービスが終了したMMORPG:エミル・クロニクル・オンラインの二次創作漫画です。
主にオフラインイベント(同人即売会)にて頒布している同人誌のタイトルであり、こちらのJKな奴ら2nd!!シリーズとは設定も内容も完全別物として作成している作品となります。
基本的にすべての本の内容が一話完結で独立し、単体でも読める設計をしている為、伏線なども張っておりません。
(*前巻を見ていればちょっとだけ違った目線で見れる程度)
ご興味がありましたら、ぜひよろしくお願いいたします。

*概要
エミル・クロニクル・オンラインに存在したゲームシステムAAA(アナザーエンシェントアーク)をネックとし、サービス終了後の”その後”に関してのお話。

*あらすじ(ゲーム設定)
ノーザンプロムナードにある巨大な書庫「エンシェントアーク」そこに保存されていた「ナコト写本」は、たまたまその場にいた「ロア」達を複製し「アナザー」を生み出した。
エンシェントアークに住み着いたもう一つの存在、「アナザー」達は、迷い込んできた冒険者達と和解することで、その経験を本(アナザーブック)へ「思い出」として記録し力を貸す契約を交わしていた。

*創作設定(同人誌本編
時が流れ、アクロニア大陸では様々な場所に強力な力を持つ「黒い影」が表れ始める。
彼らはかつて、「アナザーブック」に記録された「思い出」だったが、その「思い出」はいつしか形を成し、配布された「アナザーブック」の数だけ新たな「アナザー」を生まれてしまう。そして、持ち主の死亡や失踪によって、宿主をうしなった「アナザー」は、本に縛られる影の存在として、アクロニア大陸に放りだされることになってしまった。
持ち主を失った悲しみを抑えきれない「アナザー」の彼らは、その有り余った魔力と破壊力で人々に危害を加えるため、冒険者の自治組織の筆頭であるキリヤナギもまた、その対応に追われていた。

*本編

*第一話:アナザーと出会う話 ……FanBox
ある日、エミル・ガンナーのジンと、アークタイタニア・ジョーカーのカナトの二人は、自らが所属する組織。『治安維持部隊』のリーダー。キリヤナギに呼び出される。
彼は、アクロニア大陸に出現したという「アナザー」について、二人へと注意を促すが、持ち主を失ったアナザーは、再び本に再封印するか、消滅するまで戦うしかないと言われ、ジンは「アナザー」を助けるためにイーストダンジョンへと向かう。そして「ワーウルフ・アナザー」に遭遇した二人は強力な力を持つ「ワーウルフ・アナザー」に圧倒され、逃げることを余儀なくされるも、ギリギリで追いついたキリヤナギに助けられ、再封印に成功する。本に収められた「ワーウルフ・アナザー」は、すでに持ち主も没していることから、カナトとジン、「ワーウルフ・アナザー」の三人の冒険がここから始まる事になる。

*外伝:エッグシンドローム ……FanBox
カナトとジンが「アナザー」と行動を始める中。「治安維持部隊」総隊長。キリヤナギは、出勤する道中で怪我をしたニドエッグと遭遇する。モンスターの雛とされているニドエッグは、このまま騎士団に駆除される可能性がある為、キリヤナギは治癒魔法を使いニドエッグを生息地へと返す事にした。
しかしその日、雨の中自宅へと戻ると、小さな少女が彼の屋敷の庭に座っていた。雨に濡れた少女を保護したキリヤナギだったが、その少女こそ、キリヤナギが今朝怪我を治したニドエッグだった。


*第二話:アナザーと戦う話 (通販中:Booth
「ワーウルフ・アナザー」を手に入れたジンは、本となってしまった彼をどうすべきかと迷っていると、友人のリアスもまた「アナザー」がほしいと言って自宅へとやってきた。「アナザー」を倒すためには「アナザー」が必要だという噂を確かめるため、三人は海岸にいるという「キャプテンキッド・アナザー」の元へ足を運ぶ

*キャラクター

エミル・ガンナーのジン
よくも悪くも平凡な男。目の前の理不尽を放ってはおけないお人よし。アークタイタニアのカナトと運命的な出会いをしてから、彼とコンビを組んでアクロニア大陸で気楽な日常を過ごしている。
本職はホークアイだが、銃を扱うため自らを二次職であるガンナーだと名乗っている。

アークタイタニア・ジョーカーのカナト
実家が大貴族の冒険者。貴族の堅苦しさを嫌い家を飛び出していたところ、ジンと出会った。彼のお人好しな性格に助けられ、現在では自宅の部屋を貸し同居している。
頭脳明晰で根は頑固だが、人望に熱く身内への協力は惜しまない性格。
一人暮らしが長く、家事が得意。モンスター戦にも長けるが、実は運動が得意ではなく、飛ぶことはできても歩くのは苦手。

エミル・ガーディアンのキリヤナギ
アクロニアの自治組織。「治安維持部隊」の総隊長。
カナトの父に育てられた経緯があり、彼とは家ぐるみの付き合い。
基本的に温厚で落ち着いた優しい性格だが、ドジ、天然、方向音痴の三拍子がそろった不器用な男。しかし、目的のためならば手段を択ばない一面もある。可愛いものが好き。運動が得意で頭も回る行動派だが、グランジがいないと大体迷子。

エミル・ホークアイのグランジ
キリヤナギの保護者。道案内。建前は護衛だが護衛ではない(重要)
基本的にキリヤナギが道に迷わないために一緒にいる眼帯の男。
ハンドライフルという珍しい武器を使う、元暗部のエーススナイパー。
寡黙で、言葉は必要最低限だが。感情表現は割と顕著。
食べることが好き。流行に敏感なゲーマー。